お客様の信頼に応える仕事、
自分の進めた「改善」で会社が変わるやりがい。

私の所属する品質管理課では、お客様である自動車メーカーの規格(寸法・性能・外観など)を満たした製品を届けるための品質管理をおこなっています。具体的には、工場出荷前の製品の検査や、検査レポートをまとめて不具合に対しての原因と対策を考えること。それを受けて工程管理・改善なども行います。出荷後の商品に不具合があった場合も、お客様から状況をヒアリングして対応します。製品の品質を保つことで、「お客様の信頼に応える仕事」とも言えるかもしれません。不具合に対して調査を行い、自分が展開した改善によって工場がよりよくなるのを見られるのは嬉しいですし、やりがいになっています。

新工場の立ち上げメンバーとして入社、
大変な時も、人の良さに支えられて乗り切れた。

「新しい工場の立ち上げメンバーとして働きませんか?」
母校で行われた会社説明会での総務部長の言葉に、「面白そう!」と思ったのが、入社のきっかけです。群馬県伊勢崎工場は2018年に完成し、私は立ち上げメンバーの1人。面白そうと思って入社したものの、イチから工場を作るというのは本当に大変でした。でも、同期30人が同じタイミングでスタートし、上司がいつも私たちを気遣い、寄り添ってくれたことで、ここまで来ることができました。業務を通して社内の各部門の人とやりとりしますが、「人の良さ」はサカエ理研工業の大きな魅力です。

社内の会話にもアンテナを立て、
コミュニケーションを意識することで仕事がスムーズに。

これまでで印象に残っている仕事の1つに、自動車メーカーから依頼されておこなったIATF 16949(自動車産業の品質マネジメントシステムに関する国際規格)に合わせた監査があります。全く初めての経験でしたが、私が主導となり、各部門の担当所属長に必要なデータを揃えてもらうことを依頼。さまざまな人の協力もあって無事に監査を終えて合格をいただいた時は、やりきった安堵感と大きな達成感を味わうことができました。
入社してすぐ、先輩から言われて今でも心がけているのは「人の話をよく聞くこと」です。これは、対面の会話だけではありません。社内で交わされている会話も含めて、周りの動きにアンテナを立てることで、自分に仕事を任された時に初動が早くなります。また、自分一人で完結する仕事ではないので、日頃からさまざまな部署の人とコミュニケーションをとることも意識しています。

興味あることには、ぜひ挑戦を!
やってみることで広がる、新しい世界。

私は元々事務職希望で入社し、最初は事務のみをしていました。しかし、工場の設立初期に現場で働く忙しい同期の姿を見て、「もっと自分もみんなの役に立てるのでは?」という思いが出てきて上司に相談したところ、現場の仕事も任せてもらえるようになり、今の仕事をしています。私自身も新しいことに挑戦するうちに仕事の面白さを感じるようになりましたし、今も少しずつ新しいことを経験しながら、業務の幅を広げています。就職活動をしているみなさんも、興味あることがあれば、ぜひ挑戦してみてください。やってみることで、新しい世界が広がるかもしれません。